山形新聞7月6日付の「わが社の役員さん」に荘内銀行が取り上げられ、その中の記事の「頭取室拝見」で結城先生の書が紹介されており驚いた。
この2枚の書は荘内銀行の歴史を刻む貴重なもので、今でも大切に飾られてあるという。先日のこの書を拝見した。
荘内銀行は第六十七国立銀行として創業した銀行であり、少なからず結城先生とのつながりがあるが、酒井家の14代当主にあたる伯爵酒井忠宝氏の息女銑子は、安田財閥の2代目安田善次郎のもとに嫁いでいる。
この安田善次郎が暗殺された後、結城先生は安田銀行の専務理事として安田銀行に勤めている。
この縁の不思議さを実感する。