生涯にわたって書道を親しまれた結城先生は数多くの作品とともに中国の著名な拓本なども残している。これらの拓本は日本でも有数のもので、年代のそろった拓本は日本一といえるのではとある先生がおっしゃっている。
これらの作品や拓本を題材に研修視察として県内各地の高校の書道の先生方研修に来館した。貴重なものであるとじっくり見て行かれた。
生徒の授業に生かしてもらえればうれしい。
今年度最後の第4回臨雲講座は11月19日(土)に、今年度も山形大学地域教育文化学部の三上英司教授をお迎えし、風也塾士規七則の解説を行う予定にしている。1か月先の案内であるが、中身の濃い心に響くお話をお聞きできるのでぜひご参加を。
申込は結城豊太郎記念館まで 電話・FAX 0238-43-6802
お待ちしております。
肌寒い天候が一転今日はまさに残暑を思わせるような暑い日となった。
南陽菊花会から今年も菊の鉢が3鉢提供された。臨雲文庫の入り口に飾った。秋の日差しを浴びて見事に咲いた菊。いよいよ秋本番。南陽菊まつりも開催中。
6名の元日本銀行役員等の方々が記念館を見学した。さすが日本銀行の役員等をお勤めなさった方々で、大変興味深げにじっくりと見ていただいた。
大向うの大須賀豊氏を迎えての第2回施設活用文化講座「歌舞伎初心者教室」は40名近い参加者でこれまでにない顔も見える。講座の1時間半があっという間に過ぎた。
歯切れの良い語り口。歌舞伎に精通し飽きさせない話、初めての人にも良くわかる内容で、参加者からとても素晴らしかったと大好評のうちに終了した。
ぜひまた開催してほしいとの要望の声もあった。その様子を写真で紹介する。