建設業の大手「清水建設」山形営業所の小泉氏が来館し、臨雲文庫の前身である横浜新子安の別邸の工事報告書と5枚の写真を持参した。清水建設の歴史をまとめている中で見つかった資料とのことで、同社では今後この建物の調査研究を行い、まとめていきたいと語って帰社した。
5枚の写真は現在の臨雲文庫の面影を残しているが、和風の建物で、1階と2階にだんろがあり、豪華な造りである。臨雲文庫は千葉の農家の建物を移築し新子安の別荘としたといわれているがそれを証明する記録はない。
今後の調査研究に待ちたいがまとまるのが楽しみである。