結城豊太郎先生が７５年前に寄贈してくださったピアノが、何年か（何年前かは不明）ぶりにその音を奏でた。

４日のコンサートでピアノの奏者である吉田藍さんがピアノの様子を見に来館。せっかくだからと演奏してもらった。全ての音はでるが場所によって音の響きの違いあったり、少し音がはずれているところもあるのではとの指摘があった。

が、演奏してもらい職員といっしょに聴かせてもらった。ロビーに響くピアノの演奏に感動してしまった。７５年前のピアノが蘇った。

４日のコンサートが楽しみである。

少しでも結城豊太郎先生を知ろうと、「結城豊太郎先生の業績とゆかりの地をたずねる旅」を企画した。

２月２２日～２３日の１泊２日の旅であるが、日銀総裁をした結城先生の活躍の舞台である日銀本店、そして結城先生が尊敬する人を記念した２つの資料館を訪問する。安岡正篤記念館では安岡先生について講話もしていただくことになっている。

宿泊は両国のホテルであるが、その夜はちゃんこ料理で一杯飲むことになっている。２日目の昼は築地でお寿司を食べるなど楽しみなコースでは。

定員は２０名。先着順で定員になり次第しめきります。お早めにお申し込みを。

一昨日ピアノの修繕が終わり、検査が終わったこともお知らせした。その後、山形新聞が取材に訪れた。

早速記事に載った。何人から声をかけてもらった。もしかすると冬まつりの来館者が大幅に増えることも予想される。うれしい悲鳴だったらと。

とらぬタヌキの・・・・

防火訓練に合わせて、職員の消火器の使い方についてもご指導いただいた。女子職員の二人は初めて手にするということであったが上手く使うことができた。

何よりもまずは火を出さないであり、大切な結城先生の遺品や寄贈していただいた文化財を守る一番大切なことではと、改めて防火の大切さを実感。

文化財防火デーの２６日に南陽市でも、結城豊太郎記念館で防火訓練が行われた。

地域の人や南陽市消防署、地元の消防団、市役所の職員のみなさんにもご協力をいただきながらの訓練となった。