南陽市には享保時代の絵図15枚があり、記念館に収蔵されている。南陽市の文化財に指定されているが、享保時代の現在の米沢市窪田から上山市中山までの集落や道路、田んぼや畑、川等が詳細カラーでかかれた絵図である。南陽市内は大橋、俎柳、赤湯、川樋などにわかれ、当時の面影が偲ばれ、今も残っている道路が読み取れなど貴重な資料であることがわかる。
写真の絵図は赤湯村であるが、中央に白竜湖が見えその周りを取り囲むような道路は今も残されており、赤湯の旧道がそのままである。田んぼや白竜湖の湿地帯なども読み取ることができる。