結城豊太郎記念館の10月の土曜自由塾はハロウィンにちなんで「本物のかぼちゃでランタンづくり」を行った。定員いっぱいの20名の子供とお父さんお母さんが参加。さっそくかぼちゃをくりぬき、顔のデザインを考え、ランタンづくりを開始。
塩田南陽市長、佐貝全健県議会議員も見られるなど多くの参加があり、父安岡正篤翁の知られざる一面や安岡正篤翁と正泰氏との父子の関わり、そして安岡正篤翁の教えをわかりやすく紐解いていただき、感銘深い講座となった。参加者の皆さんは口々に「良かった」「感動した」と語っていた。
南陽の文化をつむぐ 心をつなぐふるさと講座第3回は、安岡正泰氏を迎え、「結城豊太郎翁が師と仰いだ父安岡正篤を語る」と題する講演会を開催した。
多くの参加者で臨雲文庫はいっぱいになるほどで、80歳を超えたと思えないはつらつとした講師の話に充実した講座となった。
結城豊太郎先生が日本商工倶楽部を設立して80年。記念の一環としての来館とお聞きした。懐かしそうに旧日本興行銀行本店の写真を見たり、記念館建設のための寄付芳名のプレートに知っている方をみつけてなつかしそうにお話しなさるなど、短い時間ではあったが結城先生の在りし日を辿っていただいたのではないか。
昭和8年結城豊太郎翁は、わが国の中堅・中小企業の育成、発展を図るために、「日本商工倶楽部」を発足させ、初代理事長となっている。
現在の理事長岡本昻氏、前理事長など10名が来館し、記念館を見学していかれた。それぞれ金融関係OBの方々で、興味深く見学なさった。初代理事長である結城先生を冠した記念館ということで格別の思いで見学していただいたのではないか。こんどはじっくりとご案内したいものである。