今年最初の記念館だよりを発行した。朝日新聞元日の山形版で「やまがた教育遺産」を提唱している。結城豊太郎先生の教えもその一つに入るのではと思っているが、残念ながら7つの一つには入らなかった。そこでこのやまが教育遺産に倣って、「なんよう教育遺産」を提唱した。
皆さんもそれぞれの地域の教育遺産は何かを考えてみませんか。
例年になく雪の多い正月が終わり、いよいよ本格的な雪の季節がやってきた。記念館では今年も南陽市雪灯かりまつりを開催する予定である。
今年の目玉はなんといってもロビーで行うミニコンサートで「琴とフルート」の演奏会である。寒さが心配であるが、これに加えてピアノの演奏と豪華な顔ぶれのコンサートと、トン汁、甘ざけ、こんにゃくの振る舞いもある。
雪灯籠に淡い灯りのもとで、ひと時を楽しんでいただきたい。
新しい年が明け、2014年がスタートしました。自然災害の怖さを教えられた昨年でしたが、記念館としてはさまざまな事業を展開し、多くの人々の支えをいただき充実した1年となりました。
今年も開かれた記念館をめざし、結城豊太郎先生の教えや生き方を学び、世のため人にために活躍できる人材育成に少しでもお役に立てればと努力してまいりますので、よろしくご指導ご協力をお願い申し上げます。
研修旅行2日目の2月20日は結城先生の母校である第二高校(現東北大)の史料館を見学する予定である。キャンパスには二高時代の階段教室もあり、外からではあるが眺めることができる。
午後は山形市の三浦新七記念館(三浦先生は結城先生の親友)で研究員の大江先生よりご案内していただく予定である。
有意義な2日間になるのではないでしょうか。
写真は東北大学片平キャンパス内の二高時代の階段教室。