南陽市出身で新潟大学教育人間科学部芸術環境創造過程音楽表現コースピアノ科を卒業後ピアノの腕を磨き、ピアノ教室を主宰するかたわら演奏活動を行っている布施さんの演奏するピアノが記念館ロビーにひびきわたった。
南陽市出身で、国立音楽大学声楽学科を卒業した高橋沙織さんは記念館で4回目のコンサートであるが、豊かな声量と情感こめた歌に参加者一同感動。
今年度最後の記念館施設活用特別講座として『歌とピアノの調べ ~ひびき~』を3月30日に開催した。悪天候であったが、市内外から60名を超える参加者でロビーはいっぱいになった。
高橋沙織さん(ソプラノ)と布施珠倫さん(ピアノ)の二人のコンサートは、アットホームな雰囲気の中「朧月夜」でスタートした。
赤湯中をこの3月16日に卒業した後藤悠作くんが記念館を訪れ、赤中祭でつくった結城豊太郎記念館の門の模型を「記念館で飾ってください」と持参した。
卒業することから処分するよりは記念館で飾ってもらったらとのアドバイスを受け持ってきたとのこと。少し修復して記念館に飾らせてもらうことにした。
ぜひ同級生と一緒に記念館を訪れて見学、そして自分たちの作品を見てほしい。
記念館で作成を進めている中学生用テキストがいよいよ完成も間近となった。2度の作成委員会を経て、山形大学地域教育文化学部教授の三上英司先生に監修をお願いし、原稿がほぼまとまってきた。最終校正を三上先生他作成委員の方々に依頼した。
山形大学の三上先生は漢文がご専門とのことで、適切な助言と監修をしていただき、当記念館の子ども論語塾や中学生への論語の出前講座などにもご指導いただけることになった。
多様な活用が期待できるテキスト。26年度の大きな目玉となれるか。