市役所各課に配布した中学生用テキストを読んでの感想が届いた。応援していただいている方がいることに感謝です。また、このブログへの訪問者からぜひほしいとのメールが届き、さらに市役所の職員からもほしいとの声があり、どう対応するか検討中。

「昨日、課内で中学生向け結城豊太郎翁の教本を拝読いたしました。
　読んでいくうちに、教えられることが多くありまして、最後まで
　読ませていただきました。
　「本当に心が洗われる気持ち」で清々しい気分であります。
　改めて、なるほどなるほどと自分で頷いたところです。
　中学生と言わず、大人の未熟な私でもすばらしい教本でございますから、そこそ継続できるように一般の方については　　　円位いただいて、増刷もよいのではと思いますが・・・
　　まずは、館長さん始めご協力いただきました関係者に素晴らしいものを作成していただき感謝申し上げます。
　　頑張ってください！」

結城先生が創設した「風也塾」の由来をひも解いていただき、孔子の人物像、論語の成り立ち等三上氏の論語に関する博識に、ただ聞き入ってしまった。

「また聞きたい。」三上先生は「また来て話がしたい」との声。

１１月には三上先生を講師に論語の講演会を予定している。ご期待ください。

記念館友の会総会終了後、記念館で作成した中学生用ガイドブック「学ぶは山に登るがごとし」を資料とした山形大学地域教育文化学部の教授で、このテキストの監修をしていただいた三上英司氏による講演会を開催した。

歯切れのよい話し方、漢文の専門家、恩師から論語の伝道師となれといわれた先生の講演は、あっという間の１時間半であった。

会員が６９名となった結城豊太郎記念館友の会の総会が、臨雲文庫で３０名ほどの会員の参加で行われ、事業、予算、佐藤庄一会長の再選など、原案通り承認された。

研修旅行は１０月から１１月にかけて、結城先生ゆかりの庄内地方を回ってみてはどうかと提案された。秋にはこの他に、研修会が計画されており、学びと交流、実践と充実した活動が期待できる。

いよいよスタートです。