エッセイストクラブ会員である深尾さんのエッセー「赤湯への四人旅」が掲載され、赤湯での見聞をしたためている。その中で2月に記念館を訪問した時のことが記されている。
会員の秋田博氏も同行されたが、彼は「銀行ノ生命ハ信用二在リ」(NHK出版)に結城先生の生涯を綴った人である。
このエッセーの最後に「東日本大震災から3年目、多くの人たちがふるさとを語っている。しかし、いまの私はこの言葉を耳にすると、赤湯のまちの光景が目に浮かんでくる。」と記されている。なんと印象的な言葉なんだろうと心に響く。
日本エッセイストクラブ会報2014-夏(NO.65-Ⅳ)が記念館に届いた。その会報には会員深尾凱子(ふかおときこ)さんのエッセーが掲載されており、深尾さんからの提供である。彼女は今年の冬にエッセイストクラブの会員4人で記念館を訪問してくださった一人である。