目の不自由な方もいたが、説明にしっかり耳をかたむけ言葉一つひとつにうなづき、最後に大きな拍手をいただいた。
結城先生の思いを十分に伝えることができたかどうかはわからないが、最後の拍手を聞き、きっと満足して見学が終わったのかなと、ちょっぴりうれしくなった。
記念館に初めて盲導犬が来館。野ばらの会の人たちやその付き添いなど18名が来館した。じっくりと見学していただいたが、ピアノが弾ける方がいたので記念館ロビーに展示してある結城先生が赤湯小学校に寄贈してくださったピアノを弾いていただいた。柔らかな音色に拍手。
盲導犬も静かに聴いてくれた。まさに記念館初のお客様。
25日に市内2校の子ども達が記念館を見学、素読の体験やビデオの視聴、展示の見学と学習。楽しかったと感想。小学生時代に結城豊太郎先生にふれ、中学生でその生き方を学び、その先に自らを進路を見つけていくことができればと、小中学生の見学を勧めている。さまざまな学校が見学に来てくれているが、その成果を生きてくるのはいつの頃だろうか。
記念館ロビーの壁面を飾る8枚の絵は「丹泉八勝詩画」と呼ばれる古い絵のレプリカである。上杉鷹山がお抱えの絵師に描かせたものであるといわれているこの絵を上杉神社で直接見せてもらうことができた。
長さ10数メートル、見事な色遣いの赤湯の風景に圧倒。
最後に上杉鷹山の直筆の書がしたためられていた。