「カップラーメンを食べる時、お湯を注いで3分間待って食べたところ、まだ麺が硬かった。作り方を見たところ、6分間で出来上がると書いてあった。この時、みなさんは親にどのような話をしますか。」と問いかけ、2日目がスタートした。
さすが小学校の先生、講師の森山先生(中川小学校)の巧みな展開で、論語の教えに導いてくれた。
多様な講師によって指導していただけるのがこの講座の魅力では。
論語の素読を交え、「論語とは」「漢字の成り立ち」「論語の意味するところ」と盛りだくさんの内容に子どもたちは真剣に学び一日を終えた。
この日は南陽市の初任者教員の研修の一コマとして子ども達とともに参加。今日の研修を現場の学校でどう生かすか。真剣なまなざしで受講していた。
今年で4回目となる「子ども論語塾」が7月29日にスタートした。今年の参加者は市内外から19名で、ほとんどが昨年度から引き続きの参加である。
第1回の指導者には、山形大学地域教育文化学部教授の三上英司先生である。
三上先生の指導はまさに開講初日にふさわしい内容あふれる充実したものとなった。