今年度の第４回企画展示は恒例の「ふるさとのひなまつり展」である。これまで古今雛、享保雛といった雛人形を中心に展示してきたが、今年度は市内の皆さんが所蔵する雛人形とともに、手作りの作品である毎年恒例の傘福、市内大道寺さんのパッチワークキルトの雛人形などの作品を展示し、一層華やかな企画展となった。

２階ロビーは一面の傘福とキルト作品で見学者を迎えている。この機会に南陽の雛人形についても学習してみませんか。

今日初日に早速、NCVテレビ、山形新聞が取材に来館。雛人形の人気の高さうかがえる。ささやかな展示であるが、多くの市民に来館してほしいと期待している。

市内宮内にお住まいの安部るり子氏より、大正から昭和初期にかけてと思われる雛人形（５段飾り）を寄贈していただいた。市内ではなかなか雛人形を所有している人が少なくなっているだけに貴重な雛人形ではないか。

今回の雛人形展で展示することにしている。ぜひ記念館に足を運び、ご覧になっていただきたい。

今年度最後の企画展示「ふるさとのひなまつり」展が、来る１月１４日（水）～３月２２日（日）まで開催する。今年は市内在住の方かたの古今雛、享保雛とともに、毎年恒例の市内金山にお住いの上浦さんのつるし雛とともに、大道寺さんのパッチワークキルト、さらに市内宮内の安部さんから寄贈していただいた大正から昭和初期の５段飾りのひな人形等も展示する予定。

多くの皆さんのご来館をお待ちしています。