茨木敏夫氏の修復の件からわかってきたきっかけとなった黒江さんのお宅にお邪魔し、茨木氏の作品を見せていただいた。すべてを紹介できないが素敵な2作品を紹介する。
7月に開催予定の企画展示の際はぜひご来館ください。そしてじっくりと作品をみていただきたい。
ようやく春めいてきたと思っていたが、今日は一転冬に逆戻り。外は気温も低く、吹雪模様。せっかく春が近づいてきたと思っていただけに気持ちも少し落ち込んでいる。
今年の雪枝折れした臨雲文庫の前のシダレ桜を花瓶に挿していたら、少しつぼみが膨らんできた。今年の桜はどうかな。
南陽市にゆかりの茨木敏夫氏の作品が市内漆山の多勢学氏宅にあることがわかり、早速訪問して見せていただいた。作品は木彫で「女」(彫刻家集団第1回展)、「鎖に繋がれた女(ひと)」(国画会第38回展)の2点で、黒光りのする歴史を感じさせる作品である。
27年度の企画展示で茨木敏夫氏の作品を展示したいと考えており、これからも市内にある同氏の作品を調査していく予定である。