7月14日(火)から開催する茨木敏夫展に先立って、茨木氏の作品の調査を進めている。市内に10数点の作品があり、その一つが市内の旅館「丹泉ホテル」で所蔵されていることがわかり、その調査で丹泉ホテルに出向いた。
沖郷小学校の3年の3学級の児童は社会科の授業の一環として来館した。ビデオの視聴、展示の見学、論語の素読の体験と限られた時間ではあったが地域の理解の一助となったのでは。
今年で3回目となる大学間連携共同教育推進事業の一つ「社会人力育成講座」が行われ、6名の大学生が来館した。6月7日から4日間(6、7月で)の講座で、研修あり、体験あり、実習ありと実学的な学びを通して、社会人として必要な能力を育てようと行おうとするものである。
結城豊太郎先生の生き方に学び、将来をどう生きるか展望してもらえる講座となれればうれしい。
東京大学の松山鮎子先生が来館した。来館目的は本館の資料ではなく、昨年度企画展示を行った須藤克三の資料の調査のため来館したとのこと。昨年度の企画展示で扱った須藤克三の戦前の資料を見たいと来館したとのことで、10数点資料が保存されてあり、それらを見て行かれた。
須藤克三先生の人物や功績をまとめて映像教材になりうるのではないか。
「ふるさとの童話作家 須藤克三」でどう?
月2回発行の記念館だより119号を発行した。今回は開館20周年・臨雲文庫開庫80周年記念事業を特集している。
写真を多く取り入れた。山形新聞の記事も紹介したいたが、掲載することは著作権法等に触れることにもなるので、見出しだけ紹介した。
大きな行事であった記念事業が終わった。この記念事業であらためて結城先生の素晴らしさを再確認できた。今後これらをどう伝えていくのか等課題に向かって取り組んでいきたい。