結城豊太郎記念館臨雲文庫を教場(練習場)としてスタートした南陽吟友会の創立40周年を記念した吟詠大会が丹泉ホテルで行われた。
この吟詠大会で伊藤徹司会長が「結城豊太郎翁を詠ず」と題する漢詩を吟じた。会員や来賓の詩吟に詩吟の素晴らしさを実感したひと時となった。
土曜自由塾を24日(土)に開催した。今回のかぼちゃのランタンづくりは非常に人気が高く、あっという間に定員オーバーとなり、予備のかぼちゃで午後も数名を受け入れて開催した。
今回は小学校の1年生からと手もかかることから赤湯小学校の先生方にも支援を仰ぎ、ボランティアとして3名の先生方も参加していただいた。
かわいいランタンができ、楽しいひと時をもつことができた。
100年を超える伝統ある南陽菊まつりが開幕した。この菊まつりにちなみ、南陽菊花会会員が丹精こめてつくった菊の鉢植えが今年も届いた。記念館の入り口に飾って来館者を迎えている。
「第3回ふるさとの学びを創る臨雲講座」は加藤正人館長が自作した教材を基に、赤湯温泉や烏帽子山公園の歴史をひもとき、上杉鷹山が家臣に描かせた丹泉八勝詩画はどこを、だれが、何の目的で描いたのかその謎の解明に挑んだ。
全てを明確に解明できたわけではないが、いままであまり市民に知られていない赤湯温泉の歴史や烏帽子山公園について理解を深めていただき、その上で、江戸時代になぜ上杉鷹山が丹泉八勝詩画を描かせた意味を掘り下げることができたのではないか。
もっと多くの市民に見ていただきたいDVDである。
10月14日(火)~12月20日(日)の記念館の企画展示は、「結城先生のお宝拝見」。貴重な資料の一つとして、安藤広重の東海道五十三駅続絵や無名ではあるが刀を二振等を展示している。記念館にとっては貴重な資料であり、見る人にとっては価値の高いものではないかと思われる。
ぜひ一度ご覧下さい。