宮城大学の学生10名と田邉信之教授が来館した。事業計画学科で金融論を学んでいる学生達である。その熱心さについつい時間をオーバーして説明してしまったが、一生懸命に学んでいただいて感謝。昨年度は雪の多い時期だったので、雪のない時にどうぞとおすすめしての来館となった。
少しでも結城先生の生き方や業績に学んでいただけたらうれしい。
次の訪問先があるとのことで、あわただしく帰ったが、機会があったらぜひまたおいでください。
27年度の研修旅行は結城先生が晩年を過ごされた小田原市で来年の2月15日(月)~16日(火)実施する。小田原市に当時の住居はないがすぐそばにあった香林寺という曹洞宗のお寺の前住職の奥様が90才を超えた今もご健在で、当時の結城先生をよく知っていらっしゃると、昨年お会いした時にお聞きした。
結城先生は自分より先に亡くなられたお嬢様を供養するために、香林寺の住職を自宅にお招きし、お経をあげてもらったという。歩いてすぐそばにあり、近くには電力王と呼ばれた松永安左ェ門の屋敷があり、現在は記念館になっている。結城先生が歩いた竹林の道など、往時をしのぶことができるのではないか。当日は箱根湯本に宿泊。小田原市をじっくりと見るコースである。
今回は香林寺の松田宏子さんから当時の結城先生の様子をお聞きし、合わせて住居や畑のあったところ、松永記念館を見学し、翌日は小田原城や二宮尊徳記念館、かまぼこ博物館などを見学予定で24名の参加申し込みがあり、事務局としても喜んでいる。