第2回企画展示が終わった。この企画展示で錦三郎先生が明らかにした「雪迎え」というクモの話を紹介している。錦先生の研究によれば、晩秋のあたたかい日にクモが飛び立つという。11月2日、晴れたあたたかな日となった。「雪迎え」はもういないといわれているが、カメラをもって白竜湖にいってみた。
白竜湖は悲しいほどの姿で私を迎えてくれた。湖面はヒシに覆われ、回りは私の背丈よりはるかに高いヨシに覆われ、その中に入ると出口がわからなくなるのではないと思われる様子である。
もちろん「雪迎え」は見つからなかったが、小さなクモが草むらを這っていた。
何日もかけてじっくりと腰を据えて探せば「雪迎え」が見つかるかもしれないと思った。
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