16日の昼、ふらりと一人の男性が来館し、記念館を見学していかれた。入館者名簿を見てみると、沖縄県那覇市と記されている。帰ろうとしているところをぶしつけに呼び止めて少しだけお話をお聞きした。
この方は東京に生まれ、沖縄県で会社を経営なされていた方であるが、時間ができたので各地を回っているとのことであった。烏帽子山公園に登り、石の大鳥居を見て、さらに町並みをながめたが、きれいに整備された町並はどうしてできたのだろうかと不思議に思っていた。
「記念館前をぶらりと歩いていると、記念館の建物があったので入館してみて、烏帽子山公園から眺めたこの町並みができたわけが少しわかったような気がする」と語って下さった。「もう少し若い時にこの人(結城豊太郎先生)を知っていたら、会社の経営も変わっていたのかもしれない。」と結城先生を称えて帰られた。
もっともっと多くの人に結城先生の遺徳を知ってもらいたい。結城先生の生き方に触れていただきたいというのが記念館職員の願いである。
この記事へのコメントはこちら