8月6日に広島平和記念式典が行われた。8時15分に一発の原子爆弾が投下されその日のうちに14万人が亡くなったといわれている。
この式典のテレビ中継を見ながら、結城先生がしたためた書「四海兄弟」を思いだした。この言葉は『論語の顔淵第十二「君子は敬して失う無く、人と恭うやうやしくして礼有らば、四海の内、皆兄弟なり。」が出典で、「真心と礼を尽くして他者と交われば、世界中の人々はみな兄弟の如く親しいものであり、内に国民親和、外には国際協調を目指した世の人々の進むべき道を示した。」言葉と解される。』
この言葉の持つ意味は今の時代にも通じるものであり、平和の尊さを学ぶことができる貴重な教えの一つではないか。
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