結城先生のお住まいは香林寺のすぐそばにあり、広大な敷地と畑があり、そばには古稀庵(山県有朋の別邸)や松永記念館・老欅荘(日本の電力王と呼ばれ実業界で活躍した松永安左ヱ門が設立した記念館)がある。これらを孫の青木昭氏を連れて散歩された。
当時の石の土手しか残っていないがその広さに圧倒される。右手が屋敷跡、左手は当時の畑(現在は住宅地となっている)。結城先生はこの屋敷の樹木の剪定をなさっており、この道を通る人には剪定の手を休めて丁寧なごあいさつをなさっていたことを思い出すと松田宏子さんは語る。とても上品な方であり、通り過ぎるとまた剪定鋏を動かしていたとのことであった。
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