今年で５回目の中学生ふるさとづくり作文コンクールの審査会が過日行われ以下のように入賞者が決まった。現在空調工事で記念館を休館中のために、秋まつりに開催していた表彰式が開催できず、入賞校に直接届けた。今年は応募作品も少なく、最優秀作品は該当作品はなく優秀賞１篇　入賞３篇となった。

審査員からはぜひ来年度以降も続けてほしいと強く要望されたので、来年度についても継続する方向で検討していきたい。

• 最優秀賞　　該当作品なし　
• 優秀賞　　　一作品のみ

  　　『ぼくの大切な場所』

  　　　　　　南陽市立赤湯中学校一年　 佐　藤　充(あつ)　朗(ろう)

  　◇入　賞

  　　『ふるさとに誇りを持って』

  　　　　　　南陽市立赤湯中学校三年　正　木　うらん   

  　　『方言で伝わる地域の伝統』

  　　　　　　南陽市立宮内中学校一年　平　彩(あや)　乃(の)

  　　『音楽が架け橋に』

　　　　　　南陽市立赤湯中学校三年　井　上　天(あ)　咲(さき)

記念館臨雲文庫で、アマチュア落語名人会が開かれ、４０名を超える聴衆で大盛況。

県内の６名のアマチュアの落語家が熱弁（？）をふるい、笑いを誘った。

この落語にぎわい祭りは明日（交流プラザ蔵楽）、明後日（丹泉ホテル）と南陽市内で開催される。

結城先生の書が記念館に寄贈された。寄贈した方は市内宮内の故朝岡恭一氏のご家族からで大切に保存されている掛け軸であり保存状態も大変よいものである。

書に記されている文は王陽明の言葉が原典で、「隔渓岩犬迎吠飲澗飛??樹謄」と記されている。その意味するところは読み取ることができないが、とてもきれいな文字の結城先生らしい書である。

故人の遺品としてありがたく記念館で保存させていただく。

今年度最後の施設活用文化講座で、山形大学教育文化学部三上英司教授による結城先生揮毫の書の解説がスタートした。書の解説講座は初めてであり、南陽市の教育の基本理念として掲げている「学者如登山」を解説していただき、その後今回のメーンの書「舌上有龍泉」を取り上げていただいた。

参加者は決して多くはなかったが、素晴らしい内容の講演であっというまの９０分であった。

もっと多くの人に聞いてほしかった。

参加者の感想を紹介します。

「２つの書が見事に解説され感動した。」「素晴らしい講話でした。三上先生のお話はいつ聞いてもわかりやす学ばせてもらえます。結城先生は、今の時代にも影響を与える大きなものを残され、本当に若い人に聞いてほしいと思いました。」