結城豊太郎先生の地域貢献の一つに蔵書を寄贈して造った臨雲文庫がある。今また
市民の学びの館として活用されている。

７月２９日のＮＣＶニュースで結城豊太郎先生が「置賜の偉人」というミニ企画で紹介された。テレビを見たのでということで、今日２名の来館者があった。

これまでまとまって結城豊太郎記念館を紹介されていないことから、来館者はこのように素晴らしい方とはしらなかったと感銘深く観覧され、これから結城豊太郎先生のお墓にもお参りして帰りたいと退館された。

今度の日曜日にもニュースが再放送されるので一度ご覧ください。

小学生の夏の勉強室としての施設の開放も今日で終わりとなった。今日は４名の児童が来館。ほとんど夏休みの宿題は終わったという子もいるが、それぞれ感想文を書いたり、ポスターを作成したりと思い思いの学習に取り組んでいる。

４日間を通してもわずかの利用者であったが、求められている臨雲文庫のひとつの活用の形としてこれからも試みていきたい。

久しぶりにちょっと涼しい一日となりそう。記念館の庭には可憐な花が咲いている。植物に詳しくない小生にとってはなんという花かもわからないが、暑さにめげず咲いている花々ってすごいなと思うこともある。

７月もあと２日。盛夏の８月が来る。

施設開放ということで夏の勉強会に場所を提供して今日で３日目。今日は６年生の男子と３年生の女子２名が来た。

とてもすばらしいなと思うことがある。格別に何もない場所であるが、今日で３日連続して来ている６年生の男子は約１時間半を黙々と学習に集中している。３年生の女子も同じように集中した勉強の様子である。

大人でも集中できないこの時期であるだけにすごいなと思う。「きっと力がつくよ。」とほめてあげた。「がんばって結城豊太郎先生のように東大に入れればいいね」と付け加えた。

今日はこれまでになくちょっぴり涼しい一日になりそう。