夏を乗り切る２つの事業を紹介、あわせて山形新聞に掲載された前教育委員長高橋まゆみ氏のエッセイを紹介している。

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平成２４年度「南陽市の文化を紡ぐ・心を伝えるふるさと講座」の第１回講座が８月１９日に夕鶴の里でスタートした。この講座は県の助成を受けて夕鶴の里と結城豊太郎記念館が共同で実施するもので、１,２回を夕鶴の里、３，４回を記念館で行うものである。

猛暑の中、１９名の参加者があり「南陽の偉人ー多勢長兵衛と多勢亀五郎」の題する市史編纂室の須崎寛二氏の講演であった。

かつて全国でも有数の製糸業の地であった南陽市、その歴史をひも解いて、多くの資料に基づいて講演。始めて聞くことばかりで、歴史の深さとその素晴らしさに感心した。

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講師を囲んでの記念撮影。満足の笑顔。これから写経に取り組んでみようとする動機づけにはなったのでは。

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臨雲文庫の和室はまったく物音一つしない。かすかにエアコンの音がするだけである。写経が始まった。その暑さとは別世界のように静かに時が流れる。写経する姿に身も引き締まる。

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今年度第３回施設活用事業文化講座として、市内荻の泉高院住職の山岸俊道氏による写経の体験教室を開催した。

果たしてどのくらいの参加者があるのか心配したが、１５名と予想を超える参加者にほっとした。

山岸氏の分かりやすい写経の心構えやその方法、意味するところなどの解説にうなづきながらの受講姿も見られた。

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