今日9月28日で「須藤克三展」が閉幕する。先日の須藤恵さんに続いて、須藤先生が南陽市から養女に迎えられた板坂みとりさんが、ご主人とともに来館し、企画展示を見学してくださった。
板坂さんは中学時代に市内漆山から須藤先生ご夫妻のもとに養子にお入りになり、ご結婚するまで一緒に生活なさった方で、須藤先生をよく知るお一人である。展示を見ながら須藤先生について様々なことをお聞きすることができた。
機会があったらじっくりともう一度お話をお聞きしたものである。
先日、日銀仙台支店の高橋経一支店長さんが来館した。山形事務所長さんと赤湯中学校卒業の仙台支店職員とともに記念館を見学していただいた。
日銀総裁として活躍なさった結城先生の後輩ということで、見学していただいたことをきっと結城先生も喜んでくださっているのではないか。
応接室には記念館開館記念に日本銀行より寄贈していただいた額を一幅掲げている。その前で
記念写真を一枚。
結城先生が揮毫なさった「村情山趣」と書かれた扁額が、東京都中央区の古美術薫匠堂・堀内雅史氏より寄贈された。
突然記念館に電話があり、結城先生の書を寄贈したい旨連絡があり、送料も堀内氏がご負担していただき、寄贈された。記念館としては、結城先生の直筆の書であることは間違いないものと思われ、ありがたく寄贈していただいた。
先日も地元の石岡氏より書を寄贈していただいたが、まだまだ結城先生に関する資料はあるのだろうと想像している。
記念館だよりが8月5日号で100号となった。印刷の残りをまとめて一冊に製本した。手作りの冊子であるが、記念館の歩みをたどるための資料となるのではないか。
何部か残るだろうと思われるので、ぜひお読んでみたいという方がありましたら、記念館までお問い合わせください。
7月から始まった須藤克三展が、いよいよ来週28日で終了する。これまで名前は知られているが詳しくはわからないという人も多く、ぜひ市民にその功績や人となりを知り須藤克三先生を理解してほしいと企画した展示である。
今日は須藤克三先生の長男の奥様須藤恵さんが記念館を訪問、NHK教育テレビで放映された須藤克三先生出演のビデオを見ていただき、その後展示をじっくりとみていただいた。
大学で研究している先生からの問い合わせもあり、この日は早稲田大学大学院の北川教授が来館し須藤克三展を見て回った。この企画展も好評のうちに終わろうしている。