山中湖にある「清渓寮」は井上準之助が大蔵大臣就任直前まで全日本青年団理事長だった縁から、井上家では富士山麓の青年修練道場に宿泊施設を一棟寄贈し、合わせて結城先生が中心となって「井上準之助伝」を編纂した時の剰余金で別棟を寄付し、結城先生の揮毫で「清渓寮」の看板を立てたという。その時の記念写真には結城先生も写っている。
現在は洋風に建て直され、「ホテル清渓」(日本青年館管理)として新入社員の研修や海外旅行者の宿泊施設として活用されているとのこと。
昨年2月に来館した日本エッセイストクラブの秋田博先生からお手紙が届いた。その手紙に、結城先生と関係が深い井上準之助に関する建物が現存することを教えていただいた。
雪が解けてようやく春の暖かさが南陽市にもやってきた。全国各地の桜の花だよりも聞えてきた。
記念館の窓から見える桜の木が少し赤くなってという人がいるが、多分それは気のせいだろう。蕾がが膨らむのはこの暖かさに誘われてかな。
去年の公園の桜と一緒に写真をアップしてみたので、時々記念館のブログにご訪問を。
新潟県立歴史博物館の前嶋敏学芸員等5名が、上杉鷹山公、細井平洲先生の書を調査するために来館、2時間にわたって調査を行った。
結城先生は上杉鷹山公を敬愛し3点の書が記念館で所蔵しれている。