記念館の２階から見る烏帽子山公園。これで満開？

記念館の庭に咲く桜はまだ７分咲きくらいか。

高畠町在住の高橋駒女さんがまほろば俳句会の皆さんと記念館に来館した。この高橋さんが、宮内女学校時代に、「大蔵大臣に就任しふるさと赤湯に来た時に赤湯駅で出迎えた。髭をはやしたたいそう立派な方でした」と、当時のことを語って下さった。この高橋さんは沖郷の露橋生まれであり、宮内女学校１年の時に全校生で出迎えたとのことで、担任の先生は「結城先生のように立派な人になりなさい。」と教えられたと当時の思い出を聞かせていただいた。

結城先生と直接会っているいる人が今もいることに感激。機会があったらもう少し詳しくお聞きしたい。

一昨年のような桜の開花状況で、公園にのぼってみると桜は満開。でも枝についている花が少なく、スカスカの状態。一説には鳥（鷽）に花芽を食べられたのではという食害説もある。あるいは早い根雪などの雪が桜のつぼみの成長をダメにしたのか。いずれにしても桜は今年はがっかりの年かな。

今年度第１回の企画展示「結城豊太郎の青春」を開催している。

展示資料は少ないが、山形中学時代の三浦新七博士（元東京商科大学 現一橋大学長、山形銀行頭取）からの大蔵大臣就任祝いの手紙や、第二高等学校（現東北大学）時代の親友土井晩翠（名曲　荒城の月を作詞）の手紙を展示している。

米沢日報デジタルニュースでは荒城の月をＢＧＭに紹介している。下記宛にアクセスし,「結城豊太郎の青春時代に焦点」をクリックすると見ることができるのでぜひご覧ください。

http://www.yonezawa-np.jp/newsmovie/2015/20150416mov1.html

５月２４日に開催する結城豊太郎記念館開館２０周年記念イベントとして計画している和太鼓ユニット「采祭（さいさい）」の原田和明さんと美和さんが来館。記念イベントへの出演の内諾。

記念事業イベントは「采祭」の太鼓と「七一登梯組」の梯子乗りのコラボレーションは、はたしてどのようになるのか楽しみである。