友の会研修旅行2日目は小田原市内を見学。薪を背負った二宮金次郎で知られている二宮尊徳に関する資料が展示され、その生家も残っている尊徳記念館で研修した。
薪を背負って本を読む姿を覚えている人も多いと思うが実像はそうではない。よく学んだ人であり、農民のためにすべてを注ぎ生涯を終えた人であるを改めて知った。
暖かな相模湾の朝日、二宮尊徳の資料そして生家を写真でどうぞ
結城先生の別邸から歩いて2~3分の場所に山形有朋や電力王と呼ばれた松永安左ェ門の居宅があった。温暖な気候と高台から見える相模湾と生活しやすい場所だったと思われる。
松永安左ェ門の旧宅がそのまま残っており、大きな古い欅のそば建っており老欅荘と命名され、さらに松永安左ェ門の資料を展示して松永記念館や庭を見学した。数寄屋づくりのこの屋敷を見学し、結城先生の屋敷も数寄屋づくりだったという話を香林寺でお聞きし、こんな住まいだったのだろうかと当時に思いを馳せた。
赤湯幼稚園年長組の論語教室を今年も臨雲文庫で行った。赤湯幼稚園ではお茶教室など何度か利用してもらっているが学年末の忙しい中今年も開催できた。
難しいことは抜きにして繰り返し繰り返し素読を行い自分の体にしみこませながら、いつかこの論語を思い出す時が来るのではないか思っている。卒園をお祝いする節目の時としてとても良い行事ではと思っている。
結城先生は日銀総裁を退任なさった後、小田原市板橋の別邸で過ごされた。一昨年小生が訪問し、すぐそばの香林寺の住職の奥様 松田宏子さんが結城先生と出会っていることがわかり、香林寺および晩年過ごされた別邸跡地、さらに野菜を作られていた畑、松永安左ェ門の記念館などを訪問した。
写真は関係者が顔をそろえていただいての講話、散策したと思われる寺の裏の竹林、別邸跡地の門、山門での関係者の写真である