ガラスのフタの話

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仙台パルコ2にフルーツピークスというお店があるのですが、行ったことありますか?

この写真のフルーツ詰め放題980円、というのが看板商品です。

 

先日、グループ会社を統括している青木信弘社長のお話を聞く機会に恵まれました。

青木氏は福島県郡山出身で、まもなく古希をお迎えになるとのこと。

本社も郡山にあります。

 

全国に200店舗を展開している堂々たる繁盛企業。

さすが、それを動かしている社長の話には引き込まれるものを感じました。

そして、一つひとつのお話しが実体験を伴ったものだけに、説得力があります。

 

表題の「ガラスのフタの話」。

これは18年前に聞いたことがある話ではありました。

 

ガラスのコップに1匹のノミを入れて、ガラスのフタを置いておく。

ノミのジャンプ力は数メートルにも及ぶそうですが、フタがあるため、何度も何度も

フタにぶつかって、コップの高さで跳ね返されてしまいます。

 

やがてしばらくすると、ノミはコップの高さよりも低いくらいしかジャンプしなくなり、

そっとガラスのフタを取り去っても、もうコップから飛び出さないそうです。

 

もうおわかりのとおり、これは自分の能力に限界を決めてしまって、それ以上に成長する

ということを考えなくなってしまった我々自身の姿を比ゆ的に表現した話です。

 

頭でわかっていることと実際に心の底から信じることの違いは大きいです。

ガラスのフタは私たちの上に存在してないのです。

 

さあ、飛び出しましょう!

 

 

と言って飛び出せるようなら苦労はありません。

やはりそのフタが長く存在した事実と経験は大きいのです。

 

では、どうすれば飛び出せるようになるか?

 

元気のいいノミを1匹入れるといいのだそうです。

それに刺激を受けて、自分もやれそうな気になり、やがて力を取り戻す、と。

 

いかがでしょうか。

そういう切磋琢磨できる環境に身を投じ、これまでと違うことをやってみる。

 

青木社長からそういうエールをいただきました。

2017.09.21:yoshihiro:[コンテンツ]

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