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元寇、神風が撃退と言うけれど

  • 元寇、神風が撃退と言うけれど

先日、社員旅行で壱岐産業のルーツ、長崎県の壱岐島を訪ねました。

地理的に明らかですが、古来大陸との往来上、壱岐と対馬は重要なポイントでした。

 

北九州の防備にあたった防人は大宰府を中心とした福岡県のイメージが強いかもしれませんが、

壱岐にも150人くらいが常時監視にあたっていたようです。

具体的には、不審な船が来た場合、のろしで京都まで伝達したそうです。

 

さて、一番上の写真は、壱岐の少弐公園という歴史的メモリアルエリアです。

日本は第二次大戦まで、一度も他国からの侵略を受けてない、元寇も2度にわたり神風による

大嵐で大国モンゴル帝国の船はすべて沈んだ、といったように教えられました。

 

しかし、実は文永の役、弘安の役とも、この壱岐には(対馬も)元軍が上陸し、

島民のほとんどが殺害されたのです。

19歳で立ち上がり、勇敢に闘った少弐資時を祀っているのが少弐公園なのです。

2016.07.14:yoshihiro:コメント(0):[コンテンツ]

空調服、あな涼し! その2

  • 空調服、あな涼し! その2

 

今日は七夕ですね。

ハモコミ通信7月号で選ばせていただいたコラムによると、東京での七夕の晴れの確率は約3割。

 

せっかく織姫と彦星が年に一度きりのデートができる日だというのにぃ、とやきもきするあなた。

実際、彼らはもうすでに数千万回も逢瀬を繰り返しているって知ってました?

 

詳しく知りたい方はこちらへ⇒ http://iki-sangyo.co.jp/hamocomi_2016/

 

さて、先週のブログでは、熱中症対策の切り札として期待されている空調服について、

使用日あたりの単価というのを耐用年数から割り出してみました。

 

気温が24℃以上の時に着用することを前提として、東北地方の2015年の24℃以上日数から、

1年間の使用日数を割り出し、平均耐用年数(4年)を掛けて、計算しました。

 

空調服1回の使用単価=空調服の価格÷トータル使用日数(=4年×24℃以上の1年の日数)

 

ところが、誰から指摘を受けたわけではありませんが、24℃以上の日数には土日祭日や

お盆期間も含まれていることに気づいたのです。

 

そこで改めて平日の24℃以上の日数(2015年)を数えなおしてみました。

 

青森市70日、盛岡市82日、秋田市85日、仙台市70日、山形市98日、福島市88日、

新潟市88日。

 

これを計算式に入れると、

 

青森市77円/日、盛岡市66円/日、秋田市64円/日、仙台市77円/日、山形市55円/日、

福島市61円/日、新潟市61円/日

 

前回の単価よりも3~4割高くなりました。

さて、この金額は高いといえるかどうか、どうぞご判断くださいませ。

2016.07.07:yoshihiro:コメント(0):[コンテンツ]

空調服、あな涼し!

  • 空調服、あな涼し!

こちら仙台は、この時期釧路に次いで二番目に気温が低い日、っていうことが多いです。

お隣の福島や山形は盆地のおかげで30℃超という日でも、仙台はやませ等の影響で22℃。

よくあるパターンです。

 

個人的な皮膚感覚からすると、外気温24℃以上だと長袖では暑く感じます。

しかし作業をする上では長袖は必須。となるとやはりなんらかの対策が望まれます。

まして30℃超で湿度も高い、となれば熱中症を真剣に考えなくてはなりません。

 

対策は諸々あります。

①まずそういう危険な状況下の作業であることを十分頭にインプット

②休憩場所として良い環境を整える

③身体を冷やす

④水分・塩分補給をこまめに

 

③の身体を冷やす方法も様々ありますね。

首に濡れたタオルを巻くのもひとつの方法ですし、今は保水力の高い専用のものも普及してます。

そんな中、弊社イチオシはやはり空調服

 

なんてったって涼しいものは涼しいのです。

ちょっと涼しい日に最強回転で回していると、寒くてファンを止めたくなるくらいです。

 

論より証拠。まずはお試しあれ!

 

ちなみに東北各県の去年の気温データから、24℃以上が何日あったか調べてみました。

青森市96日、盛岡市112日、秋田市115日、仙台市104日、山形市133日、福島市122日、新潟市126日。

 

空調服の価格は商品によって異なりますが、仮に21600円と仮定しましょう。

そして4年間着用するとして、気温は毎年去年並みと仮定します。

すると、それぞれの県庁所在地において、その着用日単価は以下のとおり。

 

青森市56円/日、盛岡市48円/日、秋田市47円/日、仙台市52円/日、山形市41円/日、

福島市44円/日、新潟市43円/日

 

これを高いとみるか、安いとみるか。

 

※ バッテリー充電による電気代は含まれてませんが、微々たるものでしょう。

  フル充電で最強回転の場合、連続使用4時間可能です。弱回転ですと16時間OK。

2016.06.30:yoshihiro:コメント(0):[コンテンツ]

寒河江さくらんぼマラソン、美味し!

  • 寒河江さくらんぼマラソン、美味し!

 

さくらんぼマラソンと聞けば、「ああ、東根の」というくらい、あちらが有名になってしまいました。

何しろ参加者が1万人超! ハーフマラソンもあり、15回大会の今年も盛り上がったようです。

 

一方、東根から2週間遅れで開催される寒河江さくらんぼマラソン。

こちらは今年第40回ということで、ず~っと先輩なんですよ! 参加者は2400人ですが。

やっぱりハーフがあるかないかで、参加人数が大きく違ってくるんですね。

 

40回の記念大会ということもあってか、Qちゃんこと高橋尚子さんが応援に駆けつけてくれ、

ゴール付近でハイタッチをしたりして、参加者を楽しませてくれました。

 

さて、大会にどんな目標をもって参加するかによって、味わい方も全然違ってきます。

自己ベストを狙うのか、楽しく走れればいいのか、さくらんぼをたくさん食べるのか・・・(笑)。

 

今回は、沖縄からのランナーズ仲間30名との交流がメインということもあり、

個人的にも「楽しく走る」が1番の目標でした。

 

しかし、仙台ハーフマラソンに参加できなかった悔しさもあり、その後も20㎞くらいを毎週走って

いたおかげで、それなりのタイム(自分にとっては)でゴールすることができました。

 

ゴールでいただいたさくらんぼは2パックで6500円の佐藤錦。粒が大きくて最高でした!

お昼は沖縄の方々と大井沢の民宿で筍料理を堪能し、月山リフトに乗って大雪渓を楽しみました。

2016.06.23:yoshihiro:コメント(0):[コンテンツ]

映画 「殿、利息でござる」、おススメです!

  • 映画 「殿、利息でござる」、おススメです!

今年になって映画館で観た映画は2作。

「エベレスト 神々の山嶺」と、今回ご紹介する「殿、利息でござる」です。

 

「エベレスト」は、夢枕獏氏の原作を読んでいたので、興味深く観させていただきました。

「殿」のほうは、わが宮城県大和町吉岡で江戸時代に起きた実話ということもあり、

また、NHKおはよう日本で特集まで組まれ、その前評判の高さにも注目して観に行きました。

 

結論から言いますと、ズバリ、ぜひ観に行ってほしい! おもしろい! 感動して泣ける! です。

 

あらすじは知っていたはずなのに、なぜあれほど泣けるんだろう。。。

あの時代ならではの要素と、時代を超えて共通の要素が織りなす彩が、この映画の良さです。

 

インターネットで誰もが主張を全世界に発信できる時代とは真逆で、お上(かみ)が絶対の世。

お上にもの申す=切腹に値する無礼、というような時代背景の中、熱い思いが事態を打開する

一番のカギでした。

 

よく、地域づくり・村おこし、あるいは何かのプロジェクトなどで必要とされる3つの人物像を、

「ばか者」「よそ者」「若者」と表現しますね。

 

「ばか者」とは、強い信念のもと、愚直にひたすらにその信念を貫き通す人。

この映画では、主人公の穀田屋十三郎(阿部サダヲ)がそれにあたると思います。

 

しかし、ばか者だけではすぐ行き詰ってしまいます。まったく違う発想を持ったよそ者が必要です。

菅原屋篤平治(瑛太)という茶師がそれにあたるでしょう。

 

この二人で同士を増やしていく過程において、村の無名の若者が奔走し、旦那衆の心を動かしました。

これぞまさに「若者」の力ですね。

 

もちろん「ばか者」「よそ者」「若者」がいればそれですべてうまくいくわけではありません。

目の前に生じる壁をどう乗り越えていくか? 

ぜひ、映画館でご覧くださいね!

 

2016.06.16:yoshihiro:コメント(0):[コンテンツ]