トイザらスじゃありませんよ、トイザウルス。アーティストの藤浩志さんの作品です。
写真では見たことがありましたが、実物を見たのは初めて。すごい迫力です。
もっとも、迫力というよりも、その発想力に圧倒されます。
捨てられるおもちゃに命を吹き込む活動のひとつだそうです。
よくご覧いただくとわかりますが、すべて捨てられたおもちゃの部品なのです。
この画像ではなかなかわかりにくいのですが、歯は人形のフィギュア、舌は戦艦のプラモです。
大河原町えずこホールの2Fに常設展示されていますので、ぜひ実物をご覧ください!
無料で見学できますよ。
ちなみに、藤さんが取り組んでいる「かえっこバザール※」というものがとってもすばらしい仕組み。
不要になったおもちゃが、交換システムにより生かされる仕組みです。
詳しく知りたい方は、こちら↓をお読みください。
※ 2000年に福岡で誕生した「かえっこ」は、独自の子ども通貨「カエルポイント」を使用し、
子ども達の様々な自主的活動を生み出すワークショップです。
これまでに全国各地の学校、保育園、商店街、公園、公民館、個人住宅、美術館、
リサイクルプラザなど1000ケ所以上の様々な場所で開催されてきました。
子どもたち達が要らなくなったおもちゃを持ち寄り、「カエルポイント」に換えて
好きなおもちゃに交換できるこのシステムは、おもちゃが世界中に循環し続ける仕組みとして、
多くの人々に支えられています。