先日、サバイバルファミリーという映画を観ました。
ご覧になった方はいらっしゃいますか?
世界中であらゆるエネルギーがストップ、しかも2年以上その状態が続く、
というちょっと無理っぽい設定ではありますが、いろいろ感じさせられました。
最初のシーンは、停電が起き家の中でろうそくと非常食で一夜を過ごすというもの。
まるで震災のときそのもので、思い出しました。
我が家には石油ストーブがあったので助かりましたが、あの年は3月とはいえ、
かなり寒い日が続きましたものね。
大津波のことを知ったのは次の日でした。
三陸の海べりに住んでいる友人家族のことを案じ、ただただ生きていてほしい、
と願いました(おかげさまで全員避難していて無事でした)。
うちの会社は減った仕事と増えた仕事と両方あったので、差引マイナスとはいえ、
まだましな方だったと思います。すっかり生活基盤を失ってしまった人は、希望が消え、
真っ暗闇に心が震えたわけです。
問題はここからですね。
どこかに希望を見いだし、そのわずかな光を頼りに前を向いて歩き出した人と、
なかなか前を向けず停滞を続けていた人。
最愛の人を突然失ってすぐ前を向ける人はなかなかいないと思いますが、
やはり時の力、時の労り、そして人の絆、結、6年が経ち、心がより強くなった人も
数多くいることがうれしいです。
この先、何があるかわかりませんが、希望を心の太陽とし、地球座人生劇場を楽しんで
いきたいとおもいます。