クリスマスイブ 里山伐採作業

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12月24日晴れ、最高気温6℃、体感気温10℃、朝から暗くなるまで、気持ちイイ作業DAY。

木こり先生、伊藤淳さんと一緒に伐採作業を行いました。

 

 

このコナラの木は道路側にせり出しているため、普通に伐採すると道路に落ちてしまい

ます。そのため、チルホールという道具を使って反対方向に引っ張って倒すのです。

 

手順としては、まずモンキーラダーという一本はしごを地面に突き刺して登り、ワイヤー

をかけます。そして伐倒方向に滑車をセットし、伐採方向から外れる位置にチルホールを

セットします。淳さんの足元にあるのがチルホール。

 

 

伐採木にチェーンソーで受口と追口を入れます。この時、通常の伐採よりもツルの部分

を多く残します。

 

伐倒技術

 

そうした上でチルホールのレバーを左右に100往復くらいすることで、テンションが

かかり、目的の方向に倒れます。コンパクトなチルホールだとレバーを動かすのが

とっても重いのです。重労働です。

 

倒した木は、薪用に玉切りしていきます。

 

 

チェーンソーを使う時は、チャップスという防護ズボンをはきます。

ちょっとズリ上がってます(笑)。ヘルメットの防護シールドも上げたままだなぁ(苦笑)。

 

 

これはクリの木。木目が美しい。見た目枯れていたクリだったのですが、幹は十分使え

ます。クリは耐水性にも優れており、三内丸山遺跡の柱や姫路城の柱もクリです。

線路の枕木もクリですね。斧でエイっ、気持ちイイよ~。

 

 

こうやって整備した里山がこちら。会社として5年契約で使用契約を結んだ山です。

私の手の上にあるのがウッドデッキスペースです。ウッドデッキといってもベニヤ板で

作った簡易のものですが。

 

 

炎天下での笹薮との格闘の日々があったからこそ。その思いがあるから、この椅子に

座って眺める景色には格別のものがあるのです。

2021.12.26:yoshihiro:[コンテンツ]

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