クラインガルテンを知っている人はマニアックな人かもしれません(笑)。
ドイツ語で「小さな庭」という意味ですが、「滞在型貸農園」として注目を浴びています。
以下、WEB情報の抜粋です。
産業革命下、工場労働者たちは小さなアパートで貧しい暮らしを強いられ、生活環境の
悪化が社会問題となっていた。貧しい家庭の子どもたちが健康で安全に遊べるようにと
造られた「小さな庭」が、やがて自然との触れ合いのなかで家族が絆を深める場所と
なり、人々はそこで育った野菜や果物で栄養を補った。さらに第二次世界大戦後には、
食糧難を解消するためにクラインガルテンが全国に普及していったという。
ふむふむ。
ドイツだとこんな感じなんですね。日本はというと…。
まあ、日本のことは深く知りませんが、宮城県だと丸森に2か所、鳴子に1か所、
福島県下郷に1か所、これらのところは興味深く下見をしてきました。
直近で訪れた会津下郷の場合、オープン当時は満員御礼が続いたものの、ここ数年は
半分くらい空いていたとのこと。それが、コロナになっておととしから再び満室状態。
安心してアウトドアを楽しめる需要が急速に高まったのですね。
利用者の半分以上は首都圏在住の方。定年を過ぎ、夏はここに住んで、冬に東京に戻る
という利用者さんの話を聞くことができました。植え付けを済ませるとそれほどやること
もないので、近隣の人達とBBQを楽しんだり、周辺の温泉に行ったりしているとのこと。
都会暮らしに疲れた人たちには格好の癒し空間でしょう。
また週末だけ来ている人は、いわゆる「半農半X」というトレンドな生き方をされている
方々でしょう。「X」はそれぞれの固有の仕事という意味です。
なぜ、クラインガルテンに興味を持っているか? それはおいおいお話しします(笑)。
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