物を大切に

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「物は、これを生かす人に集まる」と言われています。

 

最近我が家でオーブンレンジが故障しました。

オーブンは使えるのですが、レンジの方がうんともすんとも言わない。

2か月以上、妻が工夫して蒸し器などで対応してくれました。

 

買うか? 修理するか?

 

製造元のシャープお客様窓口に、概算見積を確認したら、およそ2万円とのこと。

 

さて、買うか? 修理するか?

 

今の時代は、物を大切に使う時代。修理に決定。実際には1万6千円ほどで済みました。

 

ソファーの皮がグタグタになっています。何しろ20年以上使ってますから。

最近はお客さんも来ないので、まあこのままでもダメではないのですが…。

 

買い替えるか? 修繕するか?  放置するか?(笑)

 

修繕に決定!

 

「物は、これを生かす人に集まる」という時の「物」には、お金も含まれており、

「お金大切にする」にも3通りあると言われています。

 

お金を大切にするその1:

 お札をむやみに折り曲げたりせず、いつも方向を揃えておく(お札を大切にする)。

 

お金を大切にするその2:

 無駄に使わない。

 

お金を大切にするその3:

 生かして使う。使う時、思い切ってサッと出す。ケチケチしない。

 

物や道具は、その働きを全うしている時、あたかも喜んでいるように感じる時がありま

せんか? ろうそくの炎が消えかかった時でも、線香を近付けると赤々と炎を大きく

します。まるで、「待ってました。つけてさしあげましょう」とばかり。

 

震災の時に大活躍した石油ストーブ。

まだ使えるかどうか、試しに火をつけてみました。

何しろ10年間使ってなかったのです。

 

ところが、まるで何事もなかったかのように石油ストーブとしての役割を果たしてくれ、

「この時を10年間待ってました」という声が聞こえてきそうでした。

物もその働きをしている時が一番うれしいのだ、と実感した瞬間でした。

2021.03.21:yoshihiro:[コンテンツ]

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