過日の大地震で、改めて防災用品のチェックをしました。
一番の懸念事項は発電機。
去年もおととしも、エンジンをかけようと試みたのですが、かからないまま、まあいいか
と放置していました。さすがにそれではマズイと思い、しっかり説明書を読みましたが、
結局原因不明で友人の自動車修理工場に持っていって点検してもらいました。
「長谷川さん、これ、ガソリンが腐ってるよ」
「えー、ガソリンって腐るの?」
「ホラ、真っ赤でしょ」
「うわーー、ほんとだ!」
震災の年に購入し、その後ずっと使ってなかったので、10年経過のガソリンです。
ガソリンが腐るっていう頭がなかったので、そのままにしてしまっていたのでした。
真っ赤というより、ドス黒さの交じった赤でした。
「治るかなぁ?」
「キャブの中に入った腐ったのがうまく出てくれればいいんだけど…」
さすがはプロの技。
素人では考えもつかない裏技を駆使してくれて、見事! かかりました!
ありがとう! アニー!!
いや~、長年の眠りから目覚めたミイラではありませんが、発電機もうれしそうでした。
ちなみに我が家に格納されていた石油ストーブも恐る恐るつけてみたところ、こちらも
長年の眠りから目覚めてうれしそうでした(笑)。
物もその役割を全うすることで喜びを得るのだと感じました。
線香を近付けると炎を増すろうそくのように。←意味わかりますか?(笑)
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