仕事で、実に久しぶりに県庁付近を通りました。
新型コロナウィルス感染防止のため、仙台の街中に行くことはほとんどなく、3月以降、
地下鉄にも乗っていない私。
久しぶりに見た大きなケヤキに感慨ひとしお。
住宅地にもケヤキ並木はありますが、杜の都の街中のケヤキは圧巻です!
葉っぱが風でどんどん降ってきて、道路をくるくる踊り回り、そこに晴れの光も
差し込んで、本当に美しい晩秋の風景に出合えました。
新緑も夏の力強い深い緑もそれぞれに素晴らしいケヤキ。今年はそれらを十分楽しめずに
過ぎてしまったなぁと、ちょっと寂しさも感じました。
さて、県庁前の道に入ると、黄金色の別世界!あまりの美しさに写真が撮りたくなり、
有料駐車場に車を止めました。道行く人々も足を止めてスマホを取り出します。
実際に見ている景色の素晴らしさは写真にはうまく収まらず(私の技術では)、
「ホントはもっとすごいんだよ!」といつも歯がゆさを感じます。
やっぱり人間の目はすごい!そしてリアルでは、音や匂い、感触も加わって、
さらに心が動かされます。
(実は、このイチョウ並木の風景の中には、ぎんなんの匂いや、「あっ!ぎんなん踏ん
じゃった!」とヒールを確認する若いOLさんのかわいらしい姿も存在していましたよ)
でも、実際に見た景色や経験を、一枚の写真で、俳句で、絵で、音楽で、人の五感が
伝わるように表現するアーティストの作品も素晴らしいですね。
私はアートに通じてはいないのですがなんだかすごいとは感じます(笑)。
人間の感覚や能力は、地球を楽しめるようにできていると実感です!
すばらしい感覚器官がコロナ禍で眠ってしまわないよう、工夫して身近な地球を楽しみ
たいです。
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