えっぐおじさんこと菊地克三さんをご存じでしょうか?
たまごの殻に絵を描くこと50余年! なんと中学生の時からずーっとだそうです。
そして、自宅の隣にそのアトリエまで作ってしまった人! 名取市名誉市民表彰も
受けていらっしゃいます。それもそのはず、これまでに行ってきた講座・ワークショップ
の数はおびただしいとしか言いようがありません。北は北海道から南は福岡、
しかし一番は地元名取の子どもたちを中心にやっていらっしゃいます。
そのアトリエを訪ねてきました。
ここは作品を飾ってある展示スペースであると同時に、エッグアート教室の実習場でも
あります。そのためこのように大量のたまごの殻が置いてあるのです。
えっぐおじさんとのご縁は、倫理法人会のモーニングセミナー講師として、
ご自身の体験を語っていただいたことがきっかけでした。以来、弊社のハモコミ通信で
細々とつながっていました。
そのえっぐおじさんが講習会の時に必ず言う3つのセリフがあるそうです。
1つ目は、「1つのことをやり続けて行ったら、必ずものになるよ」
2つ目は、「同じことをやるにしても工夫をするのが大事だよ」
3つ目は、「たまごの殻は壊れやすいよね。それと同じで人の心も壊れやすいんだよ。
たまごの殻をいたわるように友達のことを思いやってね」
かつぞうという本名に対して、まけぞうと呼ばれ、劣等感だらけだった子どもの頃、
たまごの殻に絵を描いた作品が金賞をとり、母親から、そして周りからとてもほめられた
そうです。
そんなえっぐおじさんの体験から出ている生の声だから子どもたちにビビッと響くよう
です。そんなことが綴られているのがこちらの冊子↓
えっぐおじさんの温かいお人柄が伝わるほっこり劇場のようなエピソード集です。
涙腺のゆるい人は要注意な本です。
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