これはまた聞きの話なので、多少詳細が違っているかもしれませんが、その点はご了解
くださいませ。
『ピラニアがたくさん入っている水槽に、定期的に餌をあげていたのだが、
ある時、試しにその決まった時間に餌をあげないで様子を見たという。
どうなったか?』
ここまで聞くとちょっと怖い展開を想像しちゃいますね。
『ピラニアは、キョロキョロ餌を探し始めたが、やがて餌がないことがわかると
あきらめた様子になった。そこで、しばらくして餌をあげたら、今度はその餌に
見向きもせず、食べてくれない。さて、どうやったら餌を食べてくれるか?』
おどろおどろしい答えを想像させても申し訳ないので、すぐ答えをお伝えします。
新しいピラニアを1匹入れるのだそうです。
そのピラニアは、何時に食べるなどという習慣を持っているわけではないので、
単純に「あっ、餌がある!」ということで、すぐにガブリと食いついたそうで、
それを見て、周りのピラニア達も次々食べたということでした。
組織を活性化させるのには、よそ者・ばか者・若者、が必要だ、と言われます。
新参のピラニアはよそ者か若者かわかりませんが、いずれにしても全体のムードを
一気に変える力がありました。そのピラニアにとっては当たり前のことをしただけですが。
会社も新しい人が入る度に、新しい空気が入った感じが生まれますね。
年明け、またそのようなことに期待をしながら新しい人を迎えたいと思います。
※ ちなみに本物のピラニアは元来とても憶病らしく、ピラニアのいる川で子どもが
泳いでもまったく問題がないそうです。ところが血の臭いなどがあると激変。
あっという間にスイッチが入り、私達がイメージしているとおりのピラニア行動になる
そうです。あっ、それと空腹すぎるピラニアにも要注意となっていました。
やっぱりピラニアには気をつけたほうが良さそうです。
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