山形県の大会としては、温海さくらマラソン、寒河江さくらんぼマラソンに続き、
3回目となる白鷹若鮎マラソンにハーフマラソンの部として参加してきました。
7月から2か月間、ひざ痛のためまったく練習ができず、大会10日前にようやく5km、
1週間前に6km、5日前に8km、2日前に12kmと、ちょっとずつ伸ばして、
なんとかギリギリ走れるかな??という体での参加。
痛みがぶり返してきたり、練習不足で途中棄権もやむなし、と割り切っての参加。
折り返し地点までは、本当にゆっくりゆっくり走り、なんとか無事完走できました。
白鷹町というと、鮎の『ヤナ』で有名ですね。
実は、鮎は産卵のため秋に川を下っていきます。いわゆる『落ち鮎』です。
下の写真でわかるかどうか、川の真ん中に、鮎にとっての運命の分岐点があります。
右に行くとヤナ、左に行くと浅瀬が続き、シラサギが待ち構えています。
なかなか大変です(笑)。
右を選択した鮎はご覧のとおり(ちょっとブラック?)。
この落ち鮎の時期の3連休に合わせて「鮎まつり」が開催されており、マラソン後、
仲間たちのここで遅めのランチとなりました。
「いただきます」とは「命をいただくこと」。
それを感じることは悪いことではありません。
ちなみにヤナに入るのは早朝だけだそうです(水量が多いときは日中も多少)。
これまでせっかく鮎の稚魚を放流しても、ブラックバスやサギ、カワウに食べられて、
ヤナにかかる量が思わしくなかったと聞きました。
今年は試験的に少し大きくなった稚魚を放流し、ブラックバスに食べられないようにした
ほか、ブラックバス釣り大会と称し、駆除をはかったそうです。
一方、シラサギの巣の調査をしたところ、ヤナのすぐ近くに300もの巣が確認された
そうで、県として対策を考えているとのことでした。
イノシシ、クマ、サル、カラスなど、人間 VS 動物の共存共栄への道は延々続く…。
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