ひらめきメソッドについては、これまでも実践例を何度かご紹介してきました。
『LIFE(人生)編』『WORK(仕事)編』『COM(地域づくり)編』『SALE(営業)編』
については、一般参加者を公募したスタイルで、あるいは社内で、あるいは仲間同士で、
やってみて、そのメソッドの有効性を実感してきました。
『WORK編』には深堀したタイプもあり、ファシリテーターの仕事面での知識と経験、
更に言葉に対する感受性と洞察が試されるものだと感じています。
つまり、奥行きが広いということでしょうか。
今回ご紹介する『APPLAUSE(拍手)編』は、ファシリテーターの技量はあまり問われない
のではないかと感じました。
たぶん誰がやっても勝手に盛り上がり、勝手に気づきが生まれる!
ツールとしての完成度が高い、と言えるかもしれません。
学んだことは即実践、というのが私の主義(?)。
たまたま依頼されていたT社様の社内研修会で使ってみました。
もちろん確信あっての採用でした。
人数は30名、全員が男性中間管理職。各地の支社営業所から集まっての年1回の研修会。
その2日間の中で2時間お時間をいただき、務めさせていただきました。
本当は笑顔のアップ写真を掲載したいところではありますが、許可を得てないので遠景
のみとさせていただきました。実際には講座が進むにつれ、笑顔!笑顔!笑顔!でした。
テーマが「褒め言葉養成講座」でしたが、実際にボードとカードを使ってグループ内で
褒め言葉のシャワーと拍手の渦を浴び続けるのです。気持ちよくならない訳はありません。
たまたま引いたカードとはいえ、それを相手に合せてひと言添えて伝える中で、
真実味のある生きた言葉として沁み通っていきます。
褒め言葉は、受ける側は気恥ずかしさを感じつつももちろん悪い気はしません。
「いや~、こんなこと言われたの初めてだぁ」「実際に言われたい」など、
ワーク中に聞こえてきたさりげない”つぶやき”に実感がこもっていました。
そして、見逃せない効果として、褒め言葉は言った本人も気分良くなる、ということ。
潜在意識には人称がない、と言われています。相手を褒めているようで、実は自分をも
褒めていることになります。
近々、公開講座もやる予定です。乞うご期待!
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