そもそも沽券(こけん)にかかわる、とは、面目・プライドに差し障りがある、
という意味のようです。
ゆうべ、NHK試してガッテンという番組の中で、
洋式トイレに小便をするとき、男性は立ってするか?
というテーマでやっており、何気なく見てしまいました。
最近は小便を外に漏らさないように、座ってする男子が増えたらしい、
ということは耳にしていました。
福山雅治も自身のラジオ番組でそうしている、と。
しかし自分の中では、男子たる者、小便は堂々と立っていたすべし、と思っていました。
ところがこの番組をみて考えが変わりました。
目に見える尿ハネはトイレットペーパーで拭いていたので、それで十分と思っていたら、
何と目に見えない小粒ハネが恐ろしい数飛び散っていたのです。
狙う位置によってもずいぶん差があり、以下のとおりの結果だったそうです。
1位 ・・・77滴
2位 トイレットペーパーを水たまりに浮かべる・・・154滴
3位 手前の斜面を狙う・・・277滴
4位 サイドの壁を狙う・・・293滴
5位 水たまりを狙う・・・372滴
6位 奥の壁を狙う・・・7550滴
2位は面倒くさくてやってられませんね。では1位は何か?
便器をまたいで真上から水たまりを狙う、だそうです。
それも何とも変なスタイルですね。
奥の壁は避けるとしても、普通のやり方では、300粒くらいは両脇の壁や床に
飛び散ってしまう・・・ これは衝撃でした。
続いて番組では、アメリカの物理学者が発見した「尿ハネしないおしっこの法則」
が紹介されました。なんと、12㎝以内に近づいてすればハネないんだそうです。
これは小便器だったら可能ですね。
でも、最初の写真のようなタイプではかえって無理な体勢になってしまいます。
番組では、座ってやってほしいという奥様に対して、
絶対座らない、という旦那様がでて、そのやりとりが映っていました。
どうやっても心変わりしない旦那に対して、がっかりした奥様の表情が印象的でした。
これまでそんなに飛び散らかしていたイメージがなかったため、男の沽券にかかわる、
と思っていましたが、それほどまでに奥様をがっかりさせることが男の沽券なのか?
そう思い、ゆうべから座り小便に挑戦しています。
1回は、ついうっかり、これまでの習慣で立ったまましてしまいましたが、
何とか習慣化したいものです。
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