久しぶりの南三陸町歌津高橋家。
震災で工場も自宅も全部津波に飲まれてしまいましたが、
家族一丸となっていち早く復興に取り組み、真の再建を目指して明るくがんばっています。
今年も牡蠣の稚貝をロープに挟む作業を手伝わせていただくことになりました。
先日、チリ地震津波というのがありましたよね。
一番高いところで潮位が50㎝くらい上がったというニュースが流れてきました。
我々からすると、なーんだ、たったの50㎝か、ということで話は終わってしまいます。
ところが、牡蠣を育てている人にとっては、それでも深刻な事態が起きていたのです。
高さ的には50㎝かもしれませんが、想像してみてください。
はるばる太平洋の反対側から押し寄せてくる波の力というものを。
実は、ロープに挟んでいた牡蠣が、この潮の力で海の中でお互いぶつかり合い、
落下してしまったのが少なくない、というのです。
やはり自然を相手の仕事というのは厳しいものがありますね。
この日は東京のひまわりプロジェクトや尚絅大学のメンバーに、
我々仙台ゾウ・プロジェクトを合わせて15名でわいわい作業を行いました。
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