会社のトイレの日めくりカレンダー。
去年のものは月めくりタイプだったので、
同じ言葉が31日続くのはちょっと長いなぁ、と思っていました。
さりとて、365日分を切り取っていくタイプでは、少しせわしない感じ。
今使っている31日分を毎月めくるタイプが12回復習できてちょうどいいと感じています。
なるほどなあ、と唸る内容のものばかりですが、どれも初めて聞く言葉ではありません。
でもその表現の仕方の違いによって、心に響く深さや共感度合いがずいぶん変わりますね。
こういうのがあります。
28日
「慢心が生む油断」
何事も慣れから隙が生じる。
小隙(しょうげき)は船をも沈める。
どんなことにも、誠実に向き合おう。
小隙(しょうげき)は船をも沈める、という一文がなかったらそれほどのインパクトは
なかったかもしれません。
しかし、この一文によってグッとリアリティが増し、気をつけねば、と心に誓います。
失敗学で有名な畑村洋太郎氏は著書の中で、創造に潜む2つの危険に注意しよう、と
呼びかけています。
「地道な努力への敬意の欠如」と「技術者の傲慢」が大きな失敗を招く原因である、と。
何かを創造するという一見華やかなステージに立つとき、心しておきたいですね。
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