<防潮堤は続くよ、どこまでも>
「東北の新月」という震災後の被災地を追ったドキュメンタリー映画を観ました。
その分野ではすでに数々の実績を持っているカナダ在住日系三世のリンダ・オオハマ氏。
リンダ氏が、たくさんの人たちを巻き込み協力を得ながら創りあげたこの作品は、
TVの震災特集とはやはりどこか一線を画すものがありました。
それは、この大震災を生き抜いてきた東北人を通して、リンダ氏自身が知ろうとした
日本人のスピリッツが、観ている人にも共感を呼ぶものに仕上がっていたからかもしれません。
午前中に映画を観たその足で、若林区荒浜~亘理鳥の海~山元町~南相馬~
浪江・双葉・富岡・大熊・楢葉、と福島第二原発のすぐ脇まで行ってきました。
<荒浜地区の黄色いハンカチの意味は、「必ずこの地に戻ってくる」という地主の意志>
<高線量地域も国道6号線は通れますが、脇道はバリケードで塞がれています>
<気の遠くなるような除染作業をしっかりやり続けられるのは日本人くらいでは?>
<このあたり福島第二原発から1㎞しか離れていないのに、放射線量0.1ベクレルは驚き>
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