先日、ご縁があり、石原輝(あきら)さん(NPO法人アマニヤアフリカ理事長)のお話を
伺いました。
アマニヤアフリカは、石原さんの今は亡きお母様が立ち上げられ、
この石原ママの愛されキャラに大きく影響されて、
在仙の途上国支援団体の中でも際立った存在になっていました。
その活動を実務面で支えていたのが石原現理事長。
今は仙台在住ですが、5年間ケニアに駐在していたそうです。
私自身、もう30年も前になりますが、青年海外協力隊に参加し、
帰国後もしばらくは、開発途上国から学ぶ、という活動を仕事の傍ら行っていました。
最近は遠のいていた世界でしたが、久しぶりに石原理事長から見せていただいたスライド
の数々によって、ああ、熊本よりこっちのほうがよほど支援を必要としている、
と改めて感じました。
5㎞四方の中に100万人が暮らす東アフリカ最大のスラム街キベラ。
テレビの報道や特集番組などでご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
その中にマゴソスクールという小学校を立ち上げたリリアン・ワガラさんのお話を聞いて
とても感銘を受けました。
彼女自身、貧しい家庭の28人兄弟の長女として生まれ、弟や妹たちの母親代わりとして
それはそれは大変な苦労を重ねて何とかみんなを養っていったそうです。
やがて、みんなが大きくなって、さてこれから自分のこと、という時に、スラムを放って
おけない、ということで立ち上げたというのです。
客観的に見える事実からは、希望ではなく、絶望しか見えない人が大半だと思いますが、
リリアンさんは、「空を見て笑おう、教会に行って歌おう」と明るく子ども達を導いて
いると言います。
今では600人に膨れ上がったその小学校では、毎日15円/人の給食を提供している
とのことで、その維持費が大変だということです。
興味のある方、お心ある方は、ぜひ「アマニヤアフリカ」で検索して、
石原さんとコンタクトをとってみてくださいね。
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