ハチが顔にやってきた

  • ハチが顔にやってきた

自宅マンションの目の前はちょっとした林になっていて、夏の早朝のベランダはとっても爽快。

早朝から蝉や鳥が鳴いていてにぎやかでもあり、それでいてまだ暑くもなく、気持ちいいのです。

 

ある日、ベランダの椅子に座って本を読んでいたら、スズメバチかアシナガバチの大きいやつが、

ブーンと大きな羽音を立ててやってきました。

 

ハチは振り払おうとすると攻撃してくる、というのは鉄則ですので、ジッと耐えました。

しかし、この蜂、フレンドリーというか警戒して調査をしているのか、なんと、私の顔の付近を

1~2分旋回して離れません。

 

一時は鼻に止まるんじゃないか、というほど接近し、ホバリングの風が顔に感じらました。

さすがに振り払いたくなりましたが、覚悟を決め、ジッとジッと耐えました。

 

いや~、長かったぁ。でも、このように耐えられたのは、知識があったからこそ。

それがなければ振り払って刺されたことでしょう。

 

新潟県の林業関係の会社の社長さんから、次のような話を聞かされたことがありました。

 

「蜂はジッとしてれば刺されないんだよ。止まりたければ止まらせればいいんだ。

肌からあふれた汗の塩を舐めたら去っていくから」と。

 

実際に止まっても振り払わなかったか、となるとやや自信はないものの、

この話が勇気を与えてくれたのは事実でした。

2016.08.25:yoshihiro:[コンテンツ]

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