7月29日のブログで紹介したように、仙台七夕直前に裏方のプロ鳴海幸一郎さんのお話を
伺う機会に恵まれました。
従って、これまで気にも留めなかった部分にも着目してみました。
例えば、竹はどのように取り付けられているだろう?といった具合です。
一番町四丁目商店街とぶらんどーむ一番町、サンモール一番町、マーブルロード大町、
クリスロード、ハピナ名掛丁、それぞれに設備も違い、据え付け方がまちまちなのです。
この写真はクリスロード商店街。
青い矢印の部分は、ワイヤーを通すための加工された鉄板が臨時仮設されていました。
そのワイヤーは、竹を固定するためのロープをくくりつけるために必要なのです。
今では当たり前のように準備されるこれらの仕事も、この加工された特製鉄板からも
うかがい知れるように、工夫の連続だったに違いありません。
七夕飾りを鑑賞する上では、受賞作品がやはり気になりますね。
鳴海氏の講話でその評価基準のいくつかを知ったので注意して見てみました。
1つは、広告色が強い作品は対象外となる、という点。確かにそのとおりでした。
もう1つは、7つ道具(吹き流しは5つ)が網羅させてない作品も対象外、という点。
広告色を強めている作品は、どうせ賞とは関係ないから、7つ道具より美観重視、
っていうところもありましたが、せめてそこは守ってほしかったなぁ。
そして何といっても圧巻は藤崎北西角の8万8千羽の千羽鶴。
東日本大震災被災地の復興を願う小中学生の思いがこもった作品で、
まさに場に力づよいエネルギーを感じました。
市内185校が参加したとのこと。
観た瞬間にウルっときてしまいました。
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