青森出張で珍しいものをいただく機会に恵まれました。
「七子八珍」は、美味しい魚卵と珍味の総称だそうですが聞いたことありますか?
七子は、コノコ(ナマコの卵巣)、タコノコ、ホタテノコ、スジコ、マシラコ(いわゆる白子)、ブリコ、タラコの7つ。
八珍は、クリガニ、ガサエビ(シャコ)、ナマコ、ウニ、フジツボ、シラウオ、サメ、ホヤの8つ。
名前を聞いただけで旨そうですね(笑)。
詳しく写真入で解説されているサイトはこちらです↓
https://matome.naver.jp/odai/2143599069952988901
この中で、フジツボを食べたことのある人はそんなに多くはないのではないでしょうか?
磯に行けばいくらでも岩場にへばりついているフジツボ。
漁業者からは、船底や浮き球などにくっつくやっかいものとされています。
一般的なやつはこんな感じです。
食用は、ミネフジツボという大型のもので、青森県では養殖されているようです。
フジツボはカニやエビの仲間甲殻類なのだそうで、茹でていただきました。
おお! これは・・・! 確かにカニの味だ! そして意外や意外、うまい!
それにしても大変歩留まりの悪い食材です。
大きさも5cmくらいだけど、食べられる部分はほんのわずか。
でも、話のタネに青森に行った際はぜひ食べてみてくださいね。
高いところでは、1㎏1万円で取引されているそうです。
ここ鮨居酒屋「樽」では1個300円。味見には程よい金額ですね。
この「樽」では、刺身の盛り合わせも実に美味なものばかり(そして決して高くない)。
ノドグロやメバル、ナメタ、大間のマグロ、そしてラベルにあるとおり「海峡サーモン」
というブランドのサーモンも旨かったです。
この記事へのコメントはこちら