背景に見えるのは南三陸町歌津寄木の静かで綺麗な海。
そこに集ったのは今回の牡蠣ボラ仲間たちです。
ここ歌津の高橋家とはもう10年以上前からのお付き合い。
懐の広い大らかで明るくて考え方が素敵で、行った人みんなをファンにさせる高橋家。
以前に何度か紹介していますが、何しろ目の前が海。
震災の津波で工場も家も船も車もみんな持っていかれました。
ご家族皆さんがご無事だったのは奇跡的と言っても言い過ぎじゃないほどの状況でした。
震災後いち早く復旧復興に取り組み、今は日常をしっかり取り戻しています。
私たちボラ仲間は、高橋家に会いたくて、そして美味しい牡蠣をご馳走になりたくて、
いつもこの時期になると作業ボランティアに来るのです。
私たちが手伝える作業といえば、耳吊りと言われるホタテの貝殻に糸を通す作業、
牡蠣の稚貝が付着したホタテの貝殻をロープに挟み込む作業、浮き球の掃除など。
今回はロープへの挟み込み作業でした。
地道な作業ですが、みんなでワイワイやるので楽しいです。
そして何より働いた後のランチはほっぺた落ちまくり(笑)。
人は、本当に旨いものを食べた時、「うまい!」とは言えないものです。
若者なら「ヤバイ」でしょうか(笑)。私は思わずこう叫びました。
「困ったぁ!」
あまりに旨くて言葉が見つからない感じ。わかります?
山本リンダの歌に「困っちゃうな、デートに誘われて♪」というのがありますね。
あれと同じ。デートに誘われて舞い上がって嬉しくて言葉を失う感じ。同じです(笑)。
こんなにご馳走になった上に、生牡蠣のおみやげまでいただきました。
もちろんそれは自宅でお酒と共にじっくり味わわせていただきました。
お気に入りの竹田さんの器とともに。
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